2021.4  @Four Point Puzzles

https://fourpointpuzzles.com/pages/artist-feature-sanae-sugimoto

日本語訳(翻訳協力/荒木純子さん)

Q1.あなたの絵をパズルにするというFour Point Puuzleとのコラボレーションにおいて何が一番興味深かったですか?

オファーを2回行ってくれたことです。

また、彼らの最初のパズル`THE MOON`をとてもおもしろいと感じました。

 

Q2.あなたはジグゾーパズルをしますか?

父が好きだったので、幼い頃は一緒によくしていました。

おとなになってからはあまり機会がありません。

 

Q3.パズル「宵の国」をあなたは完成させましたか?もしそうならどうでしたか?

箱を開けてみて「…わ、難しそう…」とすぐに閉じました!
 

Q4.あなたの仕事において日本の伝統的な手法をどのように使いますか?

わたしが使う画材(墨汁)は日本特有のものですが、技法は個人的な方法です。墨汁をつけペンに浸して描きます。紙の色と質はこの2色に似合うものを選びました。墨汁とつけペンの組み合わせは最悪(not good)で、スムーズに線が引けません。でも、その描き辛さのおかげで、独特の線が描けます。

 

Q5.あなたに影響を与えた画家は誰ですか?

画家ではないのですが、少女の頃からモンゴメリ(Lucy Maud Montgomery)やシャーロット・ブロンテ(Charlotte Brontë)、ローラ・インガラス・ワイルダー(Laura Elisabeth Ingalls Wilder,)などの著作を何十回も繰り返し読んでいます。1800年代の欧米の習慣をわたしは知りませんでしたが、想像でそれを補い、自分なりにそれらの本の世界を自分の内部に作りました。わたしが親しみを持つのは、現実のプリンス・エドワード島やイギリスの荒野や、その生活様式ではなく、10代の頃に自分で作り上げたそのニセモノの世界です。絵を描くときは意図しなくてもその世界にいるのだと思います。画家をあげると、ファン=アイク(Jan van Eyck)やボッティチェリ(Sandro Botticelli)などの中世ルネッサンスの画家や、エドワード・ホッパー(Edward Hopper)やヴェルヘルム・ハンマースホイ(Vilhelm Hammershoi)などが好きです。人物を印象的に描ける画家が好きです。

 

Q6.あなたはピアノのイメージをよく描いていますが、ピアノを演奏するのですか?好きな演奏家や作曲家は?

楽器を演奏している音楽家を描くのは好きです。その姿形と動作がとても美しいから。わたし自身はふだん聴いている音楽は主にロック・ミュージックです。しかし最近Vikingur Olafsson というアイルランドのピアニストを知り、よく聴いています。彼の演奏はミニマルかつ独特で、わたしのようなクラシックに詳しくないリスナーでも楽しめます。

 

Q7.朱色と墨色の2色のみで広範囲な表現をしていますが、この手法で制限を感じることはありますか?

わたしは、わたし自身に制限をかける方法が好きです。狭い場所を深く掘っていく作業が性に合っています。たぶんこれはすごく日本人らしい性質ですね。

 

Q8.わたしたちの読者とシェアできる展覧会やコラボレーションの予定は近々ありますか?

仮決定ですが、NYベースのオンラインショップでの原画販売の予定があります。現在、2冊目の作品集「AGEHA」(国外流通予定?)と絵本の制作をしています。

2020.8  @Selvedge Magazine

https://www.selvedge.org/blogs/selvedge/sanae-sugimoto

2019.1  @AXCIS,INC.

https://axcis.jp/feature/id-20190412